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無添加化粧品の落とし穴

毎日のスキンケアってとっても大事だけれど、特に敏感肌の方はできるだけ刺激のない化粧品を使いたいよね!“無添加”って書いてある化粧品っていっぱいあるけれど、これって刺激がないってこと?どういう方が使うといいの?そもそも何が無添加なの?皮膚科の先生に伺ってみたよ~♪

松永 佳世子 先生 藤田保健衛生大学医学部 アレルギー疾患対策医療学講座教授

MATSUNAGA先生、ぼんじゅ~る!先生が所属されている「アレルギー疾患対策医療学」って、あんまり聞いたことがないけれど、どんなお仕事をされているの?

サイえんすくん、こんにちは!

私は2016年3月まで大学の皮膚科主任教授で、主に接触皮膚炎(かぶれのことね!)の研究をしてきたんだけれど、その知識を活かして、今はアレルギーで困っている患者さんのために、その原因を調べたり、診断などのための検査方法を開発して、治療法や予防法を研究しているのよ。

皮膚科以外にも、小児科、内科、耳鼻科などの先生方との共同研究、そして大学内だけではなく日本全国、また海外との共同研究も行っているの。

すごいねぇ~♪MATSUNAGA先生は「接触皮膚炎(かぶれ)」のエキスパートなんだね!

「接触皮膚炎」は、化粧品、外用薬、家庭用品、植物など、いろいろなものが原因で起こるんだけれども、重症だと入院しなければならない場合もあるので、注意が必要よ。

例えば、化粧品を使ってかぶれた場合などは、すぐに水などで洗い流し、使用を中止して、その後の様子をみることが大事よ。

※化粧品が肌に合わない理由と注意点については、こちら!

かぶれやすかったり、アレルギー体質の方が化粧品を使用する場合、刺激の少ない化粧品を使用するのはもちろんのこと、できるだけ配合成分の少ない化粧品を選ぶのも一つの選択ね。

アレルギー体質や皮膚が刺激を受けやすくなっている方などは、多くの方が問題なく使える成分に対しても、アレルギー反応を起こしてしまったり、刺激に感じてしまうことがあるの。比較的多くの方が刺激を感じやすい「旧表示指定成分※1」はもちろんのこと、一般的な化粧品の処方には欠かせない「防腐剤」や「界面活性剤」などにも刺激を感じてしまう方たちも少なくないのよ。

だからそのリスクを下げるためには、接触する成分の種類をできるだけ少なくすることも一つの方法になるわけね。

※1:旧表示指定成分とは?:体質などによって、まれに皮膚トラブルを起こす恐れのある成分として、厚生省(現厚生労働省)が定めた102種類の成分に香料を加えた合計103種類で、これらの成分を化粧品に配合するときは容器や外装に明記することが薬事法により義務づけられていた。現在化粧品は全成分表示が義務付けられており、それによって廃止された。

※「化粧品の全成分表示」についてはこちら!

へ~…そうだったんだねぇ~。じゃ、やっぱり「無添加化粧品」が良いんだね!?無添加っていうくらいだから、配合成分も少ないだろうし♪

ちょっと待って!サイえんすくん!無添加化粧品の定義は特にないのよ。

一般的には「旧表示指定成分※1」を“無添加”としていることが多いみたいだけれど、各メーカーがそれぞれに「無添加」という言葉を使っているからこそ注意が必要よ。

一部の成分は「無添加」かもしれないけれど、それ以外はいろいろ入っている!っていう商品はたくさんあるわ。「無添加」と書いてあることだけを気にするのではなくて、全成分表示もしっかりと確認する習慣をつけてほしいわ!

そして、一度でもアレルギー症状を起こしたことのある成分が含まれている化粧品は、絶対に使わないことが大事よ!

※1:旧表示指定成分とは?:体質などによって、まれに皮膚トラブルを起こす恐れのある成分として、厚生省(現厚生労働省)が定めた102種類の成分に香料を加えた合計103種類で、これらの成分を化粧品に配合するときは容器や外装に明記することが薬事法により義務づけられていた。現在化粧品は全成分表示が義務付けられており、それによって廃止された。

※「化粧品の全成分表示」についてはこちら!

かぶれやすい方が化粧品を選ぶときの注意事項は…◆アレルギーを起こしたことのある成分を覚えておいて、 それが入っている化粧品は絶対に使わない!◆無添加化粧品を選んでも、 全ての配合成分を確認する習慣をつける!◆化粧品に入っている成分はできるだけ少ないものを選ぶ!成分が少なければ、チェックも簡単だしね♪

そうね!例えば防腐剤は化粧品を腐らせないためには必要な成分よね。

これを入れないと、短い間に使い切らなくてはいけなかったり、冷暗所に保存する必要があるわよね。でも最近は画期的な容器が開発されたお陰で、防腐剤やアルコールなどが無添加でも、封を切ってからも常温で普通の化粧品と同じ期間、毎回開けたての新鮮さで使える、必要最低限の配合成分数の化粧品なども市販されているようなので、必要に応じてそのような製品を使うのもオススメかもしれないわね!

MATSUNAGA先生、メルシィ~♪「無添加化粧品」っていう言葉だけにまどわされないで、実際に配合されている成分をちゃんと自分で確認することが大事なんだね!みんな、自分の体質と状態にあった化粧品を選んで、いつも健康なお肌でいようねぇ~!
「本格無添加化粧品※誕生」はこちら ※防腐剤、界面活性剤(石油系)、香料、着色料、アルコール(エタノール)、これらすべてを無添加
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