ピエール ファーブル社
この指針を掲げ、「製薬」「健康」「デルモコスメティック」のジャンルにおいて、
フランスを企業活動と研究・生産の拠点としながらも、
約120ヶ国に展開するグローバル企業へと成長。
南フランスが故郷であるが、常に外に向かって開かれ、グローバル化を目指し、
革新への意思を原動力として進化している。
ピエール ファーブル社
南フランスが故郷であるが、常に外に向かって開かれ、グローバル化を目指し、革新への意思を原動力として進化している。
「この水の恵みを世界中の人々に届けたい―」
そんな想いから、アベンヌ温泉水を利用したスキンケアブランド、「アベンヌ」が誕生した。ピエール ファーブル氏はその並外れた才能と先見の明、また、類まれなる粘り強さを持って、社の設立から最期の瞬間まで、常に指揮官として、経営・マネージメントにあたり、同社の繁栄に力を尽くした。
ピエール ファーブルグループの主な関連施設
活躍の場をフランスから世界へと広げています。
ピエール ファーブルグループの
主な関連施設
Les Cauquillous レ コキウス
ピエール ファーブル デルモコスメティック社
ピエール ファーブル デルモコスメティック社の所在地。建築家ロジェ・タイユベールによる設計で、2000年に完成。建物のラインは、陰陽を象徴するピエール ファーブル社のロゴマークから着想を得ている。6階建てのオープンスペースオフィスで、植栽のある中央通路を通って往来する。
コキウスには、デルモコスメティックと皮膚科学ブランドのマーケティング部、営業部のオフィス、役員室およびサポート機能を果たす部署が設置されている。
コキウスと言う名称は、カストルとトゥールーズ間のサンジャック・ド・コンポステル巡礼道の中継地が、ラボールであったことにちなんでいる。サンジャック・ド・コンポステルへ巡礼する巡礼者の印が貝殻であり、“コキウス”という言葉は、オック語の“コキーア”(貝殻)から来ている。
Station Thermale d’Avène
アベンヌ テルマリズムセンター
アベンヌ テルマリズムセンターは、2010年皮膚科学分野で初めてのAquacert HACCP Thermalisme認証(水質と安全性に対する認証)を取得。
この認証は、温泉水の水質と衛生上の安全性を保証するものである。
Laboratoire de l’Eau Avène
水の研究所
水の研究所は、2007年、アベンヌ テルマリズムセンターの敷地内に開設された。
アベンヌ温泉水の水質検査(細菌、物理化学特性)、
アベンヌ温泉水の研究(地質学的な研究から薬理作用の研究まで)を行う。
また、これらの研究成果を専門家(薬剤師、皮膚科医)や患者、小学校の生徒に発信する活動を行っている。
水の研究所ってどんなところ?
2007年に設立された水の研究所では、アベンヌ温泉水をはじめ、水に関するあらゆる研究が行われています。
テルマリズムセンター内外の水質管理、土壌の調査はもちろんのこと、水質学、地質学の観点から細かく研究しています。
テルマリズムセンターで使われるすべての温泉水の水質も、常に厳しいチェックが行われています。
Site de Production d’Avène
アベンヌ工場
アベンヌ工場は、18世紀よりその「肌への」効果が認められている、
アベンヌ温泉水を元に作られたアベンヌブランドの製品を製造している。
アベンヌ温泉水配合スキンケア製品を優れた技術で製造することにより、
革新的な製品を生み出し、日々進化している。
生産量の増大に対応するため、様々な拡張工事が実施された。
Le Carla ルカルラ
ピエール ファーブル社 会長執務室所在地
「ドメイン ド カルラ」は、ピエール ファーブル社の会長執務室所在地であるとともに、ピエール ファーブルグループの関係者会議や交流の場でもある。
グループを訪れる人々を日々迎えられるように、ピエール ファーブル氏は、ここを、14室の寝室とレストランを備えた迎賓館として整備した。
「ドメイン ド カルラ」には、グループの全シリーズ、全ブランドの製品を展示するショールームもある。
Soual - Cambounet sur le Sor
スアルーカンブネ スュール ソール
植物園
2001年に創設されたこの植物園は、植物の研究、保護および保存を目的としています。1200種類以上の植物が栽培され、うち500種はCITESに登録された植物種500種を保有している。
CITES:絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約。
国際取引により、ある種の野生動物や植物の存続を脅かさないように監視することが目的。
Toulouse - Oncopole
トゥールーズ - オンコポール癌研究センター
ピエール ファーブルR&D研究所
オンコポール癌研究センターの敷地にあるピエール ファーブルR&D研究所は、異例の研究所。同じ場所に、新成分の開発と製造に必要な人材と機材を集め、交流を可能にしている。公的機関や他企業との提携により、天然由来の成分や、化学成分、生物学成分の研究を行っている。
また、CRNS(フランス国立科学研究センター)とピエール ファーブル研究所が共同研究を行う研究ユニット(USR3388)がある。研究目的は、癌のメカニズムの研究と抗癌薬のスクリーニングである。この特異な建物はロジェ・タイユベール設計で、未来的かつ機能的。ピエール ファーブルグループの未来を“創設”するという約束を体現している。2012年、シカゴ アテナエウム美術館の国際建築賞を受賞した。オンコポールのピエール ファーブルR&D研究所は、そのルーツのある地方に集中投資をしながら、腫瘍学に於いて国際的な役割を果たそうというピエール ファーブルグループの意思を具現化したものである。
Saint-Julien-en-Genevois
サンジュリアン アン ジュネボワ
ピエール ファーブル免疫学研究所
抗がん剤の研究、特に分子標的治療の研究を専門にしているピエール ファーブル免疫学研究所は、サンジュリアン アン ジュネボワに位置し、腫瘍学で使用するモノクローナル抗体の研究とバイオテクノロジー有効成分生産を行っている。
Vigoulet ビグレ
ピエール ファーブル デルモコスメティック研究所
トゥールーズ近郊にあるビグレのピエール ファーブル デルモコスメティック研究所は、医師や消費者の要望に合致した製品の研究段階から生産段階までを行っている。
毎年、厳しい規制や安全性を満たした150種類以上の処方が発売を目指し開発されている。
Lévezou レブズー
ピエール ファーブルスポーツ協会
レブズーには、ピエール ファーブルスポーツ協会がある。ここにはピエール ファーブル社従業員のための様々なスポーツ施設がある。トレーニング用に夜間照明も設置されている。ピエール ファーブルスポーツ協会は、ハンドボール、ラグビー、サッカー、テニス、馬術、バスケットボールで、何度か実業団として優勝を経験している。レブズーにはまた、フランスラグビーのトップチームであり、ピエール ファーブル社がスポンサードしている「カストル オランピック」の練習場がある。