EAU THERMALE Avene アベンヌ

海洋への影響を抑えるためのアベンヌの取り組み

―マリンフレンドリー処方について―

FORMULATED TO LIMIT ITS IMPACT ON MARINE ECOSYSTEMS

海洋生態系への影響を抑えながら、
肌を紫外線から守るために

アベンヌ皮膚科学研究所は、海洋生物への影響を抑えるよう処方されたサンケア製品で、この問題に対応しようとしています。

海洋への影響を抑えるためのアベンヌの取り組み※1

30年にわたるイノベーションと知見により、アベンヌ皮膚科学研究所では2013年以降、敏感肌に配慮した処方で肌にやさしく、環境への影響を抑えることを目標にしたサンケア製品を開発しています。生分解性(微生物の働きにより分解され、自然に還ること)の最適化 ※2と、環境への影響の軽減を目指しています。
Pascal Romans, Sorbonne Université

アベンヌのサンケア製品は、安全性、有効性、そしてとても敏感な肌の方でもお使いいただけるという3つのポイントを優先した処方となっています。

海洋環境に懸念のある紫外線吸収剤はすべて、多様な海洋生物のうちの主要な3種:サンゴ、植物プランクトン、動物プランクトンを対象に、試験※1を実施しています

PUR※3とのパートナーシップによる成果
 

エコデザインと生分解性の最適化/向上の両立を目指したサンケア処方※2

環境を脅かさない紫外線防御剤※1

PUR※3との長期的なパートナーシップによる成果
 

 
 
※1 -欧州海洋生物資源センター(European Marine Biological Resource Center)のパートナーであるバニュル・シュル・メール海洋観測所(Observatoire Océanologique de Banyuls-sur-Mer)が、多様な海洋生物のうち、主要な3種(サンゴ1種、植物プランクトン1種、動物プランクトン1種)を対象に、海洋環境下での紫外線防御剤の代表的濃度で実施した試験。:Stien, D. et al. A unique approach to monitor stress in coral exposed to emerging pollutants. Scientific Reports 10, 9601 (2020). Thorel, E. et al. Effect of 10 UV Filters on the Brine Shrimp Artemia salina and the Marine Microalga Tetraselmis sp. Toxics 8, 29 (2020).
※2 OECD301b 試験に則る
※3フランスを拠点とする環境保護団体。農業生産現場の改善や生態系保護の活動を40ヶ国以上で実施

海洋への影響を抑えるための具体的な取り組み

活動地域における 魚の数が1.7倍増加※
活動地域における サンゴの生体数が2.5倍増加※
活動地域において サンゴが20種類増加※
 
 
* 2016年からの推移。影響調査:ペジャラカン バリ島、2022年7月 PUR ※3と提携し実施。

海は豊かな生命の源です。地球の気候バランスを調整する役割を担い、あらゆる生物の生命維持に必要な存在です。

・サンゴは多くの海洋生物の繁殖と保全のために大切な生態系の一つです。
・植物プランクトンは地球の“緑の肺”と呼ばれ、私たちが呼吸する酸素の2/3を生成しています。
・動物プランクトンは海中の有機物を分解し、食物連鎖に不可欠な役割を担っています。

これらの生態系は脆く、現在何百種もの絶滅や資源枯渇を招く様々な要因に脅かされています。