温泉水の肌への効果って? 泉質別の特徴やスキンケア製品もご紹介
温泉は古くから人々に親しまれてきたものですが、どのような効果があるかご存知でない方もいるのではないでしょうか。
温泉水の効果は泉質によって異なりますが、一般的には肌をすこやかに整えてくれるといわれています。
本記事では、温泉水の肌への効果や泉質別の特徴などを解説します。温泉水を含むスキンケア製品がおすすめの方の特徴や、製品の魅力も紹介していきますので、温泉水を活用したスキンケアが気になる方はぜひ最後までお読みください。
温泉水とは
温泉水は、一般的には地中から湧き出るお湯や水のことを指します。
温泉法ではその定義が定められており、「地中から湧出する25℃以上の温水・鉱水・水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で、規定の物質を有するもの」とされています。
なお、泉温ごとに以下に分けられています。
- 25℃未満:冷鉱泉
- 25℃~34℃未満:低温水
- 34℃~42℃未満:温泉
- 42℃以上:高温水
温泉水は水と比較して、マグネシウム・カルシウム・ナトリウム・カリウムなどのミネラルが豊富に含まれているという特徴があり、泉質によっては、リウマチや冷え性、切り傷やアトピーなどに有効な場合もあります。
また、温泉水の入浴には、疲労回復や全身のリラックスといった効果も期待できます。
参照:化粧品成分オンライン「温泉水の基本情報・配合目的・安全性」
参照:e-GOV「温泉法」
温泉水の肌への効果
前述しましたが、温泉水にはミラネルが多く含まれており、特に硬水の温泉水は軟水と比べても豊富だといわれています。
ミネラルは、肌に潤いを与えてコラーゲンの再生を促すといわれているため、温泉水にはすこやかな肌作りへの効果も期待できるでしょう。
また、温泉水に入浴すると体が温まるため、血流が良くなり、肌に大切な栄養を行き渡りやすくしてくれます。
温泉の泉質によっても肌への効果は異なるため、自分の肌悩みにアプローチできる泉質の温泉水を見つけると良いでしょう。
参照:化粧品成分オンライン「温泉水の基本情報・配合目的・安全性」
泉質別の特徴・効果
ここからは、泉質別の特徴や効果について解説していきます。温泉水にはさまざまな泉質がありますが、なかでも「四大美人泉質」と呼ばれる以下の泉質は肌に効果的な特徴を持つことで有名です。
| 泉質 |
特徴 |
| 炭酸水素塩泉 | ・美肌の湯とも呼ばれる ・不要な角質や汚れを洗い流し、肌をつるつるにする |
| 硫酸塩泉 | ・保温効果・保湿効果が高く、ハリやキメがある肌に導いてくれる ・肌をコーティングする効果があり、傷へのアプローチが期待できる |
| 硫黄泉 | ・殺菌効果が高いため、アトピー性皮膚炎などへの働きかけが期待できる ・老廃物の排出を促すので、年齢肌にもアプローチが可能 |
| アルカリ性単純泉 | ・やわらかな肌あたりで、刺激が少ない ・不要な角質を取り、肌をなめらかにする効果がある |
普段何気なく行き先を選びがちな温泉ですが、自分の肌の状態や、肌悩みに合わせて泉質を選んでみてはいかがでしょうか。
温泉水を含むスキンケア製品がおすすめの方
温泉水を使って肌へアプローチしたいと思っても、温泉へ毎日入浴しに行くのは難しいかもしれません。そのような方は、温泉水が含まれたアイテムをスキンケアに取り入れるのがおすすめです。
温泉水を含むスキンケア製品は、敏感肌・乾燥肌にお悩みの方に特におすすめです。ここからは、おすすめとする理由を見ていきましょう。
敏感肌・乾燥肌にお悩みの方
温泉水は古くから、皮膚炎・湿疹などのケアに使用されてきました。刺激が少ない泉質であれば、、敏感肌の方でも安心して利用できるでしょう。ただし、硫黄泉や強酸泉など肌への刺激が強い泉質もありますので、ご自身の肌質に合った温泉を選ぶことが大切です。
さらに、一般的には、温泉水に含まれるミネラルには、皮膚のターンオーバーを正常化させ、キメの整ったなめらかな肌に導く効果が期待できるといわれています。保湿効果も高いので、乾燥対策にも有効です。
また、温泉水を含むスキンケア製品では、温泉水の成分に加えて、スキンケア製品として使用しやすいように、テクスチャーや香りを整える成分も配合されています。そのため、温泉水の香りやテクスチャーが苦手な方でも取り扱いやすいでしょう。
参照:化粧品成分オンライン「温泉水の基本情報・配合目的・安全性」
アベンヌ温泉水を含むスキンケア製品
アベンヌ温泉水とは、フランスにあるアベンヌ村で1736年に発見された歴史のある温泉水です。当時より、「肌をケアする温泉水」としてフランス中で評判になっており、今では世界中に知れ渡り、多くの方に親しまれています。
ここからは、アベンヌ温泉水を含むスキンケア製品について、以下の3点をご紹介します。
- アベンヌ温泉水の特徴
- アベンヌ ウオーター
- ミルキージェルシリーズ
アベンヌ温泉水の効果が気になる方や、どんな製品があるのか知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
アベンヌ温泉水の特徴
アベンヌ温泉水は、独自のミネラル成分と岩盤特有の細菌叢由来の天然の活性成分が混じり合った「深層ミネラル温泉水」です。
アベンヌ温泉水のミネラルは、マグネシウム・カルシウム・二酸化ケイ素などが肌をすこやかに保つ、良いバランスで含まれています。
マグネシウムが潤いのもとを作り、それをマグネシウムが角層に運び、二酸化ケイ素が肌表面に薄い膜を作って肌をなめらかに保護します。
さらに、アベンヌ温泉水のピュアな水質でしか見られない、非病原性の細菌である「アクアドロミアエ」が、バイオの力で皮膚の免疫などの有用性に関与する点も大きな魅力です。
アベンヌ温泉水はミネラルバランスとバイオの力が肌のターンオーバーを促進し、キメが整ったすこやかな肌づくりをサポートします。
関連ページ:avene「アベンヌ温泉水の成分」
アベンヌ温泉水を用いた「肌ケア施設」も開設
1943年にはアベンヌ温泉水を活用した肌ケア施設である「アベンヌ テルマリズムセンター」が、南フランスアベンヌ村に開設されています。南フランスにて親しまれた当施設は、1990年にピエール ファーブル社によって、さらなる近代的な施設へと発展を遂げています。
今もなお、世界中からさまざまな肌悩みを持つ人々が年間約2,000人も訪れており、併設のホテルや近隣の民宿に約3週間滞在して、肌と心をケアしています。
関連ページ:avene「テルマリズムセンター」
アベンヌ ウオーター
アベンヌ ウオーターは、アベンヌ温泉水を100%使用したスプレータイプの化粧水です。成分は温泉水と窒素だけで、アベンヌ温泉水を源泉から1度も空気に触れさせることなく、直接ボトリングしています。
アベンヌ ウオーターは、肌のうるおいバリアをサポートし、肌のキメをキープしてくれます。使用することで素肌の土台*が整い、お手入れしやすい肌になるといわれています。*角層のうるおい
生後1か月以上の赤ちゃんから使用でき、敏感肌の方や手軽に肌ケアを行いたい男性にもおすすめです。
関連ページ:avene「アベンヌ ウオーター」
ミルキージェルシリーズ
ミルキージェルシリーズは、アベンヌ温泉水が配合された高保湿ジェルクリームです。
ミルキージェルシリーズは、以下の3タイプに分かれています。
| タイプ |
おすすめの方 |
| ミルキージェル EX | 肌が乾燥しやすく高保湿ケアをしたい方 |
| ミルキージェル オイルコントロール | うるおいを与えつつ皮脂バランスを整えたい方 |
| ミルキージェル エンリッチ LF | ハリやツヤの無さ、乾燥小じわなどエイジングサインにお悩みの方 |
ミルキージェルシリーズでは、それぞれの肌悩みに応じたアプローチが可能です。どのタイプもみずみずしいジェルテクスチャーで、肌になじみやすい点が魅力です。
洗顔のあとにアベンヌ ウオーターとミルキージェルシリーズのクリームをあわせて使えば、シンプルケアが完了します。もちろん、他のスキンケアアイテムとの併用も可能です。
関連ページ:avene「ミルキージェル EX」
温泉水をスキンケアに取り入れて肌を土台から整えよう
温泉水は、体だけでなく肌への効果もあり、すこやかな肌作りをサポートしてくれます。泉質によってもその特徴は異なるため、自分の肌悩みに合った温泉水を選ぶことが大切です。
手軽に温泉水をスキンケアに取り入れたい場合は、温泉水を配合したスキンケア製品を使うのが良いでしょう。アベンヌ温泉水を含むスキンケア製品なら、肌のターンオーバーを促進してすこやかな肌へ導いてくれます。
【監修者情報】
経歴:美容エディター。学生時代から雑誌作りに携わり、編集プロダクションを経て2000年にフリーランスとして独立。「Ray」「CREA」「25ans」などファッション誌の美容記事を執筆。現在は集英社の美容誌「MAQUIA」編集部に在籍。人気アーティストとのメイク企画、新作スキンケアやヘアケア企画など、幅広いジャンルを担当。MAQUIAエディター歴は17年目になる。
